全世界を襲った新型コロナは、環境にも影響を及ぼした。ウイルス拡散防止のため、カフェなどで使い捨て容器を提供し、デリバリーの需要が増え、プラスチックごみが急増したためだ。感染症予防対策の必需品となったマスクの原料も、プラスチックの一種であるポリプロピレン(PP)だ。
プラスチックごみを減らそうという「No More GPGP」プロジェクトを持続的に展開してきたASEZ WAOは、2020年11月、12月の2ヶ月間、定期ボランティア活動を実施し、12ヶ国3200人余りの参加を促した。
会員たちは休日を利用して、シンガポールのイーストコースト公園(East Coast Park)、南アフリカ共和国のブルーラグーンビーチ(Blue Lagoon Beach)、ニュージーランドのクライストチャーチ・アバンデール通り(Avondale Road)など、世界各地でプラスチックごみ27万6千個余り(12トン)を回収した。
すべての活動は、マスクの着用、手の消毒、発熱チェックなど、感染症対策を実施しながら進められ、回収したプラスチックごみはリサイクル業者に引き渡された。外部での活動ができない国では、ホームページでのオンライン署名運動を知らせ、市民からの支持を集めた。
韓国で街頭浄化に参加したイ・スヒョン(ソウル)会員は「いつも利用している道だが、普段は、こんなにたくさんごみがあるのに見過ごしていたようだ。浄化活動をするのは大変だろうと思っていたが、大勢で一緒にごみを拾ったので、すぐにきれいになった。なぜ『一人の十歩より、十人の一歩が重要だ』と言うのかが、よく分かった」と感想を述べた。
さらにASEZWAOは、官公庁などでプラスチック廃棄物の危険性を知らせる懇談会を開いた。韓国大田に住む会員たちは、区役所を訪れ「プラスチックによる環境汚染を防ぐために、生産と消費、廃棄を減らす複合的な努力が必要である」と伝え、このためには、企業と政府、市民の緊密な協力が必須であることを強調した。該当区議会議長は、管内のプラスチックごみ汚染が深刻な地域を案内し、浄化活動に必要な物品を支援した。
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